What Pfizer’s landmark COVID vaccine results mean for the pandemic Nature News 2020 11 09
11月9日に新型コロナウイルスのワクチンができそうだというニュースが流れてから、あっという間に株価が上昇して、世の中が楽観的なムードに包まれているように感じます。ファイザーと共同開発したバイオエヌテックという会社はドイツのマインツという都市にある会社のようです。一時期、サッカーの岡崎選手が所属していた時にマインツを訪れたことがありますが、こんな大きなことを成し遂げる企業があるなんてとても思えない(失礼)、とても小さな素朴な町でした。そんな都市から世界を救うような発明がなされるなんて夢のような出来事だと思います。今後このワクチンが今の世界的流行を止める一つの大きな手段になる可能性は十分にあり、期待したいところです。
今回NatureのNewsで取り上げられている記事では、期待をしながらも少し懐疑的な見方をしていました。まだ現段階では、無症状や軽度の感染者から広まってくることを完全に予防できるのか、一番必要とされる高齢者においてどのくらい機能するのか、もし効果があるとしてどのくらいの期間有効なのか、まだそれらの点で不明なことが多いと述べ、手放しで喜べない状況であるということでした。確かにワクチンの有効期間が1ヶ月だとしたら、年に12回もうたないといけないですし、有効期間が果たしてどれくらいかというのは気になるところですね。それでも、長期間鬼ごっこをしているような今の混乱を一時的に正常に戻すだけでも安心感が得られるように思えますし、早く使えるようになって欲しいというのが本音です。